ピースマムvol.57に掲載されました

米倉眼科の米倉院長がフリー情報マガジン「ぴーすまむ」内で目に関する様々な悩みにお答えしています。
2022年4月1日発行「ピースマムvol.57」に掲載された記事はこちら↓

Q:もしかして、視力が正常ではない?幼いため、受診のタイミングがわからない。

2歳の長男ですが、アゴを上げて物を見たり、ものすごく近くでテレビを観る動作が気になります。集中力もあまりない気がするのですが…。まだ小さいのでよく見えていないのか本人に確認することもできずに不安です。2歳でも眼科できちんと検査できるのでしょうか?早く受診しないと治療が間に合わないというケースもあるのでしょうか?
(2歳男の子ママ)

A:乳幼児期は、視力を育てる大切な時期。弱視であれば早期治療が必要、2歳でも受診を。

子どもの視力は物を見ることで発達し、5歳頃には大人と同じ視力になります。乳幼児期は視力を育てていく大切な時期で、この時期に目からの情報が脳にうまく伝えられないと、視力の発達が妨げられ、未発達の状態である弱視になります。
視力の発達期間はとても短いので、弱視はできるだけ早期に発見し、治療を行うことが大事です。
そのために視力検査が必要なのですが、一般に3歳以上(乳幼児健診では3歳6か月時)になると可能となりますが、2歳でも心配ならば一度受診されるのも良いかと思います。

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