主な症状
少し距離が離れているものがぼんやりと見えたり、かすむ、疲れやすいなどの症状がでます。
どんな病気?
近視は日本人の約3分の1が該当するといわれ、眼科でもっとも多い症状です。近視は手元や近くの物はよく見えますが、遠くの物はぼんやりとしか見ることができません。光が網膜の前で焦点が合ってしまい、ピントが合わない状態となり、それが原因で遠くがぼやけて見えます。 つまり、眼内に入った光が網膜よりも手前で焦点を結んでしまい、網膜にピントがあわない状態をいいます。 ‣屈折異常・「近視」
1.角膜や、調節(ピントあわせ)をおこなう水晶体の屈折力が大きすぎる場合を 「屈折性近視」といいます。
2.角膜から網膜までの長さ(眼球の長さ=眼軸長)が正常よりも長い場合を「軸性近視」といいます。
通常、少年期から起こって、10代の後半から20代前半に進行は止まると言われていましたが、最近はパソコンなどの普及により、成人以降も近視が進むことがあると報告されています。また、当然のことながら適切なメガネやコンタクトレンズを使用しないでいると目は疲れやすくなります。
Q&A
Q.検査のみの所要時間は?
A.30分程度です。 ※眼鏡処方の場合+20分 ※コンタクトレンズ検査の場合+30分(ただし初心者は装用練習や取扱い説明にさらに50分程度必要となります)
Q.子どものメガネの注意点は?
A.お子さまの場合は、成長にともなって顔の大きさも変化するため、 1~2年ごとにメガネ枠も交換しなければなりませんし、度数もすぐに変化してきます。そのため高価なメガネ枠は必要なく、壊れにくく安全な物がよいでしょう。メガネレンズは軽い物をおすすめします。‣眼鏡処方へ
コンタクトレンズやメガネ装用者へのアドバイス
小学生以下の場合、メガネの方が目に負担が少なく安全です。まずメガネを1つ持つことが基本となります。そのうえで、球技などのスポーツをされる際はメガネが不向きな場合もあります。最近は使い捨てソフトレンズなど、便利なレンズや、メニコンの定額制コンタクトレンズ「メルスプラン」など使い勝手のよいシステムも好評です。‣眼鏡とコンタクトレンズへ