眼瞼下垂(がんけんかすい)

主な症状

まぶたが下がる。まぶたが開きにくい。これにともなう疲れ。外見上は上まぶたにくぼみが出てきたり、眼を開けると額にしわができたりすることもあります。肩こりや偏頭痛が起こりやすくなります。

どんな病気?

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、眼を開ける筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)がゆるんで、まぶたが十分に上がらない、または全く上がらない状態のことをいいます。まぶたが下がったままなので、視界が狭くなったり、見えにくくなったりと視力障害がおこってきます。生まれた時から眼瞼拳筋の発達が悪い先天性眼瞼下垂と、後天性眼瞼下垂とがあります。後天性の眼瞼下垂には、年齢とともに起こる老人性下垂、白内障などの目の手術後、コンタクトレンズを長年使っている人に発症するものも含まれます。また、まぶたの皮膚がたるんで下がることで視界がさえぎられ、上方が見えにくいためにあごを上げて物を見るようになり、肩こりや弱視の原因にもつながるなど、眼瞼下垂の症状はさまざまです。

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A.30分です。

Q.眼瞼下垂になりやすい人は?
A.アトピー等でまぶたを無意識にこする人。コンタクトレンズ装着者。花粉症などアレルギー性結膜炎で、日常的にまぶたが腫れやすい人。白内障の手術を受けた人等が、なりやすいといわれています。

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