春季カタル(しゅんきかたる)

主な症状

結膜(けつまく)白目(しろめ)部分が充血し、痒(かゆみ)みがあり、目やにが多くなります。コンタクトレンズをお使いの方は汚れやすくなりますので要注意です。春から夏に多くなります。

どんな病気?

春季カタル(しゅんきかたる)は、アレルギー性結膜炎の一種で、症状が強く特に春から夏にかけて悪化しやすい種類の結膜炎を「春季カタル」と呼ぶ場合があります。(カタルは粘膜の表面の炎症のことを意味します)。春から夏にかけて症状が悪化し、冬にはおさまり、また春になると症状が悪化するということを例年繰りかえすことが多く、10~20歳の男子に多いと言われており、まれに角膜にも病変が起こることがあり、視力障害が残ることもあります。アトピー体質の子どもがなりやすい病気ですが、多くは成人するまでに軽快します。

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A.約10分です。

Q.長期的に点眼する時の注意事項は?
A.この病気は、点眼をしている間は症状がおさまっていますが、点眼を止めると悪化するという悪循環を繰り返すことが多いので、根気よく治療することが大切です。ただしステロイド剤の点眼は、緑内障の素質のある人には眼圧が上がって緑内障を起こす危険があります。通常は眼圧検査での値を見ながら治療の管理をしていきます。したがって、長期にわたる点眼は必ず医師の指示に従ってください。

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