調節緊張(ちょうせつきんちょう)

主な症状

一時的に屈折力が強くなり、近視に類似した状態になる。遠くが見えにくい。ひどい場合は頭痛や気分不良を伴う場合もあります。

どんな病気?

調節緊張(ちょうせつきんちょう)は、パソコン、スマートフォン、テレビゲームなど、近くを見る作業を長時間続けていると、眼の調節力が常に働いて、近くにピントを合わせる状態を維持し続けることになります。この状態が続くと、一時的に屈折力が強くなり、近視に類似した状態になります。これは昔でいう仮性近視の状態ですが、現在では調節緊張(ちょうせつきんちょう)や調節痙攣(ちょうせつけいれん)と呼ばれています。子どもでは調節力が旺盛すぎて屈折検査のデ-タ-不安定の一因となります。つまり遠視のはずが、検査の時に調節力を働かせてしまうため正視と出たり、場合により近視と出たりします。

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A.30分程度です。

Q.我慢すれば調節緊張は治りますか?
A.眼鏡を使いたくないためによく相談される内容です。眼科治療をして数ヶ月経っても視力が改善されない場合は残念ながら治ることはないでしょう。見えない不自由な状態で勉学や日常生活を送ることの支障の方が大きいと考えてください。

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