ドライアイ

主な症状

乾燥感・充血・疲れ・異物感や痛みをともないます。眼が開きにくいなどの症状がでます。

どんな病気?

ドライアイは、涙が普通より少ない、乾きやすいなどの理由で、黒目の表面に細かい傷がつく病気です。原因は、眼の病気や、薬物等の影響が考えられますが、健康でも年齢とともに涙は少なくなります。また、夜間やストレスが高い時なども少なくなります。涙は十分にあっても、映画やパソコンの画面を見ている時のようにまばたきの回数が減ったり、エアコンなどで部屋が乾燥しているとドライアイになりやすくなります。コンタクトレンズやアレルギー性結膜炎はドライアイと深く関係しているといわれています。

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A.約30分です。

Q.涙が少なくなるとどんな悪いことが起こるのですか?
A.涙は、眼の表面を均一におおうことで、血管のない角膜(かくまく=くろめ)に酸素を行き渡らせ、細菌の侵入を防いでいます。ですから、涙は常に出ています(ぽろぽろ流れてこないのは、涙の生産と排出の量が釣り合っているから。)が、この釣り合いのバランスがくずれると、角膜上で部分的に乾いた部分ができ、そこが傷ついて「痛い」「まぶしい」などドライアイ特有の症状が現れます。さらに、その傷に細菌が感染すると角膜炎などへと重い病気になっていきます。単なる乾き眼と軽視せず適切な治療を受けましょう。

Q.ドライアイの原因は何ですか?
A.一般的に考えられる原因は以下の8つです。
1. 涙の生産・分泌量が少ない
2. 涙の成分に異常がある
3. まばたきが浅い
4. 長時間のパソコンや読書でまばたきの回数が減る
5. エアコンの風やコンタクトレンズで涙が蒸発する
6. 睡眠不足やストレス
7. 鼻炎治療薬や風邪薬の副作用
8. 老化現象にともなうもの
※4、5、6などはご自分で改善できるのではないでしょうか?

コンタクトレンズやメガネ装用者へのアドバイス

コンタクトレンズは、角膜(かくまく=くろめ)にくっついているように見えますが、実は涙に包まれた状態で浮かんでいます。涙が少なくなると、コンタクトレンズが直接角膜に当たってしまうことになりますので、原則的には使用は控えるべきでしょう。どうしてもコンタクトレンズを使用しなければならない場合は、その使用目的や、個人の症状の違いによっての判断が必要となりますので、眼科にてご相談ください。最近では乾燥を軽減するタイプの使い捨てソフトレンズも発売されています。

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