遠視(えんし)

主な症状

近くが見えにくい、疲れやすいなどの症状がでます。

どんな病気?

遠視とは、眼の調節機能が働いていないとき、眼に入った平行線が網膜よりも後方に像を結ぶ屈折状態をいいます。遠視では、近い所を見るときも遠い所を見るときもピント調節が必要で、常に毛様体筋を緊張させる必要があるため、特に近くを見る作業時に視力障害や眼精疲労を起こしやすくなります。症状があまり苦にならない人はメガネを掛けなくてもかまいません。しかし、症状の激しい人は眼科を受診してください。小児では遠視が強いと弱視の原因になることもあります。また、学童の場合落ち着きや根気がなかったり、あきっぽかったり、本が嫌いだという症状も現われやすくなります。こういった場合は裸眼視力がよくても眼鏡をかける必要があります。 ‣屈折異常・「遠視」へ

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A. 30分です。 ※眼鏡処方の場合+20分 ※コンタトレンズ検査の場合+30分(ただし初心者は装用練習や取扱い説明にさらに5分程度必要となります)

Q.遠視は遠くがよく見えるのに、なぜ眼鏡が必要なのですか?
A.近くのものを見るときも、遠くのものを見るときも、たえず遠近調節の機能を働かせているので、ご自分では気がつかなくても普通の人よりも疲れやすいためです。長時間の読書や手芸などの手元の細かな作業などは大変つらい作業となります。

コンタクトレンズやメガネ装用者へのアドバイス

遠視の場合、メガネやコンタクトレンズで矯正が可能です。強度の遠視の場合はメガネよりもコンタクトレンズの方が見え方が良いでしょう。

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