乱視(らんし)

主な症状

ものが2重に見える。ゆがんだりかすんで見える場合もあります。疲れやすいなどの症状がでます。

どんな病気?

乱視は主に角膜と水晶体の形状でおこります。角膜と水晶体を通る光の方向によって屈折する力が違う場合に網膜上の像が一点に結ばない状態をいいます。つまり、角膜がまん丸のドーム型の形ではなく、ラグビーボールのように楕円球の形のため、眼にはいる光が強く屈折する部分と、弱く屈折する部分があるため、網膜には2つの像ができ、2重になった像が映し出されます。像が2重に見えるためだぶったり・ぼやけて見えるように感じます。この状態を乱視と呼びます。 ‣屈折異常・「乱視」

また、物がだぶって見える場合に「私は乱視が強い」と言われる方が多いですが、実際のところ乱視はあまり強くなく、単なる近視であることがよくあります。乱視の場合でも2重になるのではなくぼやけて見えたりしますので、ご本人の自覚的な見え方だけではその原因が何なのかは判別できないわけです。

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A. 30分です。 ※眼鏡処方の場合+20分 ※コンタトレンズ検査の場合+30分(ただし初心者は装用練習や取扱い説明にさらに50分程度必要となります)

Q.乱視は疲れやすいのですか?
A.乱視の場合は特に細かな物をみる場合に影響が出ます。また、近視や遠視を伴う場合が多く、勉強や近くの細かな作業には特に疲れがでやすいようです。

コンタクトレンズやメガネ装用者へのアドバイス

乱視の場合、メガネや乱視用ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズで矯正が可能です。不正乱視・円錐角膜には、メガネや乱視用ソフトレンズでは矯正ができないのでハードコンタクトレンズや円錐角膜用ハードレンズで矯正します。

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