ウイルス性結膜炎(ウイルスせいけつまくえん)

主な症状

結膜、白目部分の充血・出血、目やにや異物感、まぶしさを伴います。瞼(まぶた)の裏にブツブツが発生することもあります。

どんな病気?

結膜とは、いわゆる白目の表面部分と上まぶたの裏側(白目と接するところ)と、下まぶたの裏側(白目と接するところ)をいい、この膜は外から異物が入ってくるのを防いでくれています。この結膜の炎症の原因が、ウイルスで起こる物をウイルス性結膜炎と呼びます。ウイルスの種類により症状や経過も変わります。このうち、アデノウイルスによって起こる結膜炎は、流行性結膜炎や咽頭結膜炎(いんとうけつまくえん)で「はやりめ」とか「プ-ル熱」とよばれるもので、短期間に集団的に発生する急性結膜炎です。また、これとよく似た急性出血性結膜炎は充血が大変強い種類です。これらの結膜炎は目からの分泌物がもとで伝染し、伝染性も非常に強いので感染予防がとても大切です。

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A.約15分です。

Q.ウイルス性結膜炎といわれました。生活で特に気をつけることは?
A.はやり目というのは感染力が強いので、周囲の人に感染しないよう注意を払うことが必要です。家に人を招いたり、外出するなどは、できるだけ避けましょう。また、家族でもタオルを共通で使用するのはやめましょう。学校等でプールの授業があっても、プールに入らないことが原則です。 ‣感染症のある結膜炎について

Q.充血がましになったので、目薬をやめてもいいですか?
A.結膜炎の症状がおさまってきた頃に、角膜(かくまく=黒目の部分)の表面に小さな点状の濁り(にごり)が出てくることがあります。このときに治療をやめると、角膜が濁って視力が落ちてくることがありますので、治ったかなと思っても、医師の許可があるまでは必ず点眼治療を続けるようにしましょう。

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