検査・設備

  • キーワードから探す

検査

アデノウィルス抗原精密測定検査

人にうつる流行性の結膜炎のうち、アデノウイルスによる結膜炎の検査には、アデノウイルス抗原検出試薬を用います。この検査は短時間でアデノウイルスによる結膜炎を診断することができます。このアデノウイルス抗原精密測定検査で陽性反応が出た場合は間違いなくアデノウイルス結膜炎と診断されます。
しかし陰性反応であっても、必ずしもアデノウイルス結膜炎でないとは断言できません。家族や他の人にうつさないことが一番大事となりますので、その判断や心構えのためにも必要な検査です。

サイプレ後視力=屈折検査薬剤負荷

小児の場合、近くを見ようとする調節力が強く、視力表による視力検査だけでは近視の度数が強めに出る傾向があります。
この調節力の働きを「サイプレジン」という眼薬で麻痺させ視力検査を行うことにより、より正確な視力検査が可能となります。
検査後、まぶしがったり、近くの物がぼけて見えますが、約1日~2日で回復します。

ミドリン

瞳を開く目薬で,眼底検査や屈折検査に用います。
点眼すると、まぶしく見えたり、物がかすんで見えますので、車の運転など危険な作業は控えてください。また、子供さんの場合は勉強やスポーツに配慮が必要です。もとに戻るまでに5~6時間程かかります。

角膜内皮細胞検査

角膜は5層構造になっており、角膜内皮細胞とは角膜の一番内側の細胞です。この細胞は1ミリ平方あたり2500~3000個が平均とされています。角膜内皮細胞はコンタクトレンズの装用による過度の酸素不足や、けがなどでその数が一度減少すると、再生する能力がないため細胞は増えることはありません。このことからコンタクトレンズの定期検査には欠かせない検査と言われています。また、白内障の手術の前後にも大切な検査です。

‣眼の構造へ ‣角膜の構造へ

眼圧検査

「眼圧検査」は、眼球内の圧力(眼圧)を調べる検査です。眼が「まるい形」を保つためには、眼球内の一定の圧力が必要です(風船や柔らかいゴムボールを思い浮かべてください)。この圧力は眼球内の水分の量で自然に調整されていますが、水分量の過不足により眼圧に異常が起こり、視力障害の原因となります。通常の眼圧はノンコンタクトトメーターにて検査します。眼圧が高くなることで起きる代表的な病気が緑内障です。緑内障は高くなった眼圧により視神経が圧迫されて、視野(しや=見える範囲)が狭くなったり、一部が見にくくなる病気です。
眼圧が急に変化すると、自覚症状で異常を感じたらすぐに受診することが大事です。また、精密な眼圧の検査が必要な場合は、診察室でアプラネーショントノメーターを使っての検査となります。

眼底検査・撮影(OCT)

OCTとは、Optical Coherence Tomography(光干渉断層計)の略称で、光の干渉現象を生体計測に用いることによって、生体の深さ方向の詳細な情報を取得することが出来る装置です。

簡単に説明すると、眼のCTです。当院の3D OCT-1 Maestroは、眼球の断層画像が大変きれいに撮影できます。
これにより、視力低下の原因となる加齢黄斑変性や糖尿病網膜症などの発見・治療また、緑内障の早期診断を行うことが可能です。

眼底検査

眼底つまり眼の底は、人の体で直接血管を見ることができる器官です。つまり外から体内の様子をのぞくことのできるただ一カ所だけの「窓」でもあります。
眼の底の網膜、脈絡膜、血管、視神経の状態を通して、眼の病気のみならず、頭の病気、動脈硬化や糖尿病などが原因とされる血管の病変を診断します。
一般的な眼底検査として、倒像鏡や直像鏡により眼底の状態を確認します。

矯正視力検査

視力表と矯正用のレンズを使って行う、眼科において一番見慣れた検査です。
しかしその内容は近視・遠視・各種乱視の検査や、手元の見え方の検査など多岐にわたり、雲霧法(うんむほう=無調節な状態を作り、ぼかすことで正確な検査をする方法)、多種な眼鏡検査レンズを使用して良好な視力の度数を決定する検査を行います。また、この検査は自覚的屈折検査法とよび、患者さまの自覚的な見え方を基本としますので、検査員の患者さまに対するコミニケ-ション能力などの技術と経験が重要となります。

隅角検査

この検査は緑内障ならではの検査の1つです。
少し難しくなりますが、角膜と虹彩との隙間のことを隅角といい、この隙間は眼内から眼外に流れ出る房水の出口となっています。ここに異常があると詰まってしまい、眼圧の異常や緑内障の原因となります。一般的にこの検査は、点眼麻酔のあと特殊なレンズを眼の上に載せて検査ミラーをうまく利用して、通常では見えない部分である隅角を観察します。もちろん検査に痛みはありません。

‣眼の構造へ

屈折検査

眼科の「視力の検査」においてもっとも基本の検査です。
オートレフケラトメ-タ-と呼ばれる自動測定器械で、角膜の曲率半径、屈折異常(近視や遠視、乱視)の度数を短時間で測定することができます。
このように患者さまの判断に頼らないで、検査員等によって眼の屈折検査を行う方法を、他覚的屈折検査法と呼びます。
この検査で得たデ-タをもとに、実際の視力検査(矯正視力検査)で屈折異常の度数を調べます。

守山本院 診療時間

守山本院

南草津分院 診療時間

南草津分院
PAGE TOP