糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)

主な症状

見えにくい・ぼける・物がとぶ(飛蚊症)・影や暗くて見えない部分がある。夜間に見えにくくなることも特徴です。さらに、直線が歪んで見える等様々な視力障害が発生します。

どんな病気?

失明など高度視力障害の原因の第一位が、糖尿病網膜症です。網膜は眼球の壁の内面にある、光を感じることのできる膜のことです。網膜には小さな血管が網の目のように張り巡らされていて、網膜に酸素を供給しています。糖尿病になると、動脈硬化が進み、血液がドロドロになってしまうために、細い小さな血管がふさがれ酸素の供給が困難になっていきます。こうして、眼球内で出血などの障害が起きてくる病気を糖尿病網膜症といい、放っておくと失明に至ります。 ‣眼の構造へ

Q&A

Q.検査のみの所要時間は?
A.約60分です。 ※視野検査の場合+10分 ※レ-ザ-治療の場合+30分

Q.レーザー治療で視力が完全に戻りますか?
A. レーザー治療は、早い時期であれば80%に有効で、時期が遅くなると有効率は50%~60%に低下するといわれています。また、この治療はあくまでも予防治療なので、レーザー治療を受けたからといって視力が良くなることはありません。ただし症状の進行を止め予防するという意味では、現在の技術では最善の方法とされています。‣レ-ザ-治療へ

Q.早期発見早期治療のためにどうすればいいの?
A.網膜症は、高血糖が長年続いていると発症する病気です。糖尿病が発覚したときに、既に網膜症の症状が出ていることもあります。自覚症状が出るようになったら、かなり進行が進んでいる状態が多いようです。糖尿病の方は自覚症状が出る前に、眼科で必ず定期的な検査を受けることが早期発見のポイントです。

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