ピースマムvol.60に掲載されました

米倉眼科の米倉院長がフリー情報マガジン「ぴーすまむ」内で目に関する様々な悩みにお答えしています。
2022年12月1日発行「ピースマムvol.60」に掲載された記事はこちら↓

Q:片方の目が内側に寄っている気がします…治療法は?

3歳の息子の右目が内側に寄っているような気がします。ネットで調べると内斜視または調節性内斜視と出ていました。早く治したいのですが、眼鏡は嫌がると思います。手術をしたら完全に治るのでしょうか。いつまでにした方がいいというのはありますか。(3歳男の子のママ)

A:両眼視の発達に影響する恐れ。早期の受診を!

 片方の目は目標のものに目線が向いているのに、もう片方の目が違うところを見ていて、左右の視線にずれがある、これを斜視(外斜視、内斜視、上下斜視など)といいます。斜視があると一つの目で物を見ることになるので、立体的に見ることが難しくなり、両眼視の発達に影響します。両眼視とは、二つの目から得た情報を脳でひとつにし、物を立体的に見る力のことを言います。この機能は、生後2か月頃から急速に発達して5歳頃までに完成します。発達にはタイムリミットがあるため、3歳頃からの早期の診断、治療が必要ですので、早目に診てもらいましょう。

この表紙を見かけたら、手にとってみて下さいね!

守山本院 診療時間

守山本院

南草津分院 診療時間

南草津分院
PAGE TOP